iPhoneの歴史
おはようございます。
綾人です。
もう7月になってしまいましたね。一年もあと半分。なんだか時が経つのは早いです。
さて、今年で10周年を迎えるiPhone
そのiPhoneの歴史についてちょっと触れてみましょう!
今から10年前の1月9日に、初代iPhoneが発表されました。
前回お話した「iPhone8の噂まとめ」でもあったように、今年発売されるiPhoneは10周年記念ということでiPhoneのデザインが一新されるという噂もあります。
iPhone8の噂まとめ - 渡邊綾人とApple製品の知識の広場
第1世代iPhone
初代iPhoneは2007年6月29日に米国で発売され、同じ年の後半に欧州で、翌年アジアで発売されました。
この時私は中学生。親の都合でアメリカに一年間住んでいた時でした。iPodtouchに携帯電話機能が付与されたようなイメージを持っていた私。ちょうどアメリカで携帯電話を買うという話が出た時にiPhone初代を持ち始めたんです。
中学生の時に使ってみた結果衝撃が走りました。
iPodtouchはWi-Fiがないとインタネット通信が行えません。しかし、iPhoneは携帯電話会社と契約しているのでどこでもネット通信ができます。
よくよく考えてみればごく当たり前のことなんですが、わかっていても実際に使ったら衝撃的でしたね。
サイズは高さ115mm×幅61mm×厚み11.6mm、重さ135g。ディスプレイは3.5インチで、2メガピクセル(MP)のカメラ、Samsungの32ビットRISC ARMプロセッサ、128MB eDRAM、iPhone 1.0を搭載。
今考えて見たらあり得ないスペックです笑
米国での発売時の価格はストレージ容量4GB版が499ドル、8GB版が599ドルでした。2007年9月には4GB版を廃止、8GB版を399ドルに値下げし、2008年2月には新たに16GB版を499ドルで追加しています。
ちなみに私は8GB版を購入しました。容量が今より少ないということもあり値段も控えめですね。当時の携帯電話ではこの容量ですら大きい分類に入っていたと思います。
ちなみに、初代iPhoneは610万台売れたとされています。
iPhone3G
第2世代となるiPhone3Gは、2008年6月9日にサンフランシスコで開催された「WWDC 2008」で発表されました。2代目は7月11日に、米国、日本を含む世界22カ国で発売されました。3GからのOSはiPhone 2.0となり、App Storeを搭載するようになりました。
サイズは115.5mm×62.1mm×12.3mm、重さ133g。ディスプレイは3.5インチで、Samsungの32ビットRISC ARMプロセッサ、128MB DRAMと、ハードウェア的には初代とあまり変わっていません。
ただし米国での価格は8GB版が199ドル、16GB版が299ドルと大幅に値下がりしました。一方で米国内ではAT&Tとの2年契約を義務づける「2年縛り」が始まっています。
私はこの辺りで日本に戻ってきたので、日本での携帯電話を契約するためにiPhone3Gをソフトバンクで契約しました。まさか、iPhoneを何台も持つことになるとは思いませんでしたけどね笑
ちなみに、iPhone2ではなくてiPhone3Gになった理由を知っていますか?
今現在使われている4Gという通信方法がありますよね?この時から通信制限というものも生まれました。
この時使われ始めたのは第3世代移動通信システム。通称3rd Generation つまり3Gというわけです。
iPhone3GS
第3世代のiPhone3GSは、2009年6月8日に「WWDC 2009」で発表されました。カメラが3MPへとアップデートされ、音声によるコントロールが可能となりました。OSは新たにiPhone OS 3.0を搭載、「100以上の新機能」が含まれている、と説明されていました。
サイズは115.5mm×62.1mm×12.3mm、重さ135g。3.5インチディスプレイ、256MB DRAM
初めてシステムオンチップ(SoC)SamsungのS5PC100を搭載します。
ちなみに、この3GSの「S」は処理速度や通信速度などが早くなったことからspeedのSだとアップルが説明していましたね。
米国を含む複数の国々で6月19日に発売され、米国での価格は16GB版が199ドル、32GB版が299ドル。またiPhone4の発売に合わせ、8GB版(99ドル)が追加されています。8GBはブラックのみ、残り2モデルはブラックとホワイトの2色展開でした。
iPhone3GSは発売後最初の週末までの3日間で、100万台以上売れたとAppleは報告しています。
iPhone4
iPhone4は2010年6月7日に「WWDC 2010」で発表されました。iPhone4ではメインカメラが5MP、LEDフラッシュ付き、HDビデオ対応とさらに高性能化。また同モデルからFaceTimecameraを搭載しています。
ガラスボディをメタルフレームで囲うという、従来モデルから大幅にデザインが刷新されたのも特徴です。カラーはブラックとホワイトの2色展開でした。なおホワイト版については、発表はされたものの、発売は2011年4月まで大幅に遅れました。
サイズは115.2mm×58.6mm×9.3mmと、厚みが12.3mmから大幅に薄型化されました。重さは137gです。iOS4、3.5インチのRetinaディスプレイ、512MB DRAM、そして初の自社開発SoC、Apple A4を搭載していました。
iPhone4s
iPhone4sは2011年10月4日、スティーブ・ジョブズ氏が亡くなる前日に発表されました。同モデルで初めてSiri、そしてiCloudが搭載されています。OSはiOS5でした。
4sの「S」はSiriのSだとアップルは説明していますね。
サイズは115.2mm×58.6mm×9.3mmでiPhone4と同じ、重さは140gと微増しています。3.5インチRetinaディスプレイ、512MB DDR2 RAM、8MPカメラ、Apple A5を搭載していました
iPhone5
2012年9月12日に発表されたiPhone5は、初めて4インチディスプレイを搭載、また7.6mmという薄型化を実現したモデルです。4sと比べ18%薄く、20%軽量化しています。サイズは123.8mm×58.6mm×7.6mm、重さは112gです。
フロントカメラは8MPと同じですが、FaceTimecameraがiPhone4sの0.3MPから1.2MPへと向上。Apple A6、1GBのLPDDR2、そして新たにLightningコネクターを搭載しました。またiPhone5はLTE通信(4G)に対応しています。OSはiOS6です。
9月21日に発売されたiPhone5はホワイト&シルバー、ブラック&スレートの2色展開で、米国での価格は16GB版が199ドル、32GB版が299ドル、64GB版が399ドルでした。iPhone5は発売から3日後の23日までに500万台売れたと報告されています。
iPhone5s
iPhone5sは2013年9月10日、iPhone5cと同時に発表されました。デザイン面ではiPhone5を踏襲する形となっています。そのためサイズは123.8mm×58.6mm×7.6mm、重さは112g、ディスプレイも4インチと変更はありません。
5cの「C」は色。つまりcolorのCだというのは有名です。
ハードウェアでは、ホームボタンに初めて指紋認証センサー「Touch ID」を搭載。というところから、従来に比べてセキュリティに特化したモデルになっております。
つまり、5sの「S」はsecurityではないかと考えられています。
またフロントカメラが8MPのiSightカメラとなりました。そして初めて64ビットのSoC、A7を搭載しており、OSはiOS7です。
9月20日に発売されたiPhone5sのカラーはシルバー、スペースグレー、ゴールドの2色展開で、米国での価格は16GB版が199ドル、32GBが299ドル、64GB版が399ドルでした。
iPhone5c
Appleが初めてミッドレンジ機として投入したのがiPhone5cです。最大の特徴はブルー、グリーン、ピンク、イエロー、ホワイトというカラフルなカラー展開で、同時に発売された6種類の「穴あき」ケースと組み合わせて楽しめるようになっていました。本体素材にもガラスや金属ではなく、一体成型のポリカーボネートが採用されました。
iPhone5sのようにTouch IDは搭載せず、SoCもiPhone5と同じA6を搭載していました。4インチディスプレイ、メモリは1GB、カメラはiPhone5sと同じです。
iPhone6/6 Plus
2014年9月9日に発表されたiPhone6/6 Plusは、iPhone6が4.7インチとさらにディスプレイサイズが拡大しました。そして新たに5.5インチのPlusモデルが投入されます。
歴代iPhoneの中でもiPhone6は「最薄」の6.9mmを実現し、NFCに対応し、合わせて
Apple Payが利用可能になるなど、さまざまな新機能が導入されました。
この時に私はApple関連の仕事をし始めたということもあり、とても印象に残っている機種でもあります。仕事の関係でアメリカに滞在しておりましたが、デザインが一新されるということもありとても賑わいを見せていました。日本でもそうだったと聞いております。
カラーはゴールド、シルバー、スペースグレーの3色展開で、9月19日の発売後3日で販売台数が1,000万台を突破しました。
カメラでは、iPhone6 Plusにのみ、手ぶれ補正機能が搭載されています。。
iPhone6 Plusについては、力を入れると折れ曲がる「ベンドゲート」問題、そしてiPhone6ではタッチスクリーンが反応しなくなるタッチ病問題が発生。タッチ病についてはAppleが問題を認めで修理プログラムを立ち上げています。
iPhone6s/6s Plus
2015年9月9日に発表されたiPhone6s/6s Plusは、外観的には大きな変化はありませんでしたが、新たに3D Touch機能やLive Photo機能が搭載されました。また4Kビデオにも対応しています。
タップティックエンジンなるものが搭載されてバイブレーションを生かした機能がこの機種と7/7Plusには大きく関わってきました。
そして、6Sの意味。3GS同様に処理速度と通信速度が速くなったことからくるspeedの「S」になります。
9月25日に発売となった両モデルは、発売後3日で販売台数が1,300万台を超えるという新記録を打ち立てました。しかしその後Appleは、iPhone発売後初の対前年比での四半期売り上げダウンを経験します。
iPhone6s/6s Plusでは、搭載するCPUが、Samsung製とTSMC製とで性能差があるとの指摘があり、チップゲート騒動へと発展しました。
これについてはチップの種類を見極めるためのアプリケーションなどもリリースされましたね。
iPhone SE
2016年3月21日に発表され、31日に発売となったiPhone SEは、iPhone5s以来リリースされていない、4インチモデルを待望するユーザーの声を受けて発売されました。サイズはiPhone5/5sとまったく同じ58.6×123.8×7.6mmで、カメラ部分はiPhone6/6sのように飛び出しておらず、フラットなデザインになっています。
よくSEをローマ字読みにして「せ」なんて言っている人もいましたね笑
このSEは特別にこの形にしているということから「SpecialEdition」の略となっております。
ただ、残念なことにもともと初動の売り上げは期待されていなかったとはいえ、期待をかけていた新興国での売り上げもあまり伸びなかったと見られています。
iPhone7/7 Plus
2016年9月7日に発表、16日に発売となった現時点での最新モデルiPhone7/7 Plusは記憶に新しいと思うので、ここでは名前の紹介だけにとどめておきます。
これからのAppleの製品について期待ですね!
それでは、今日はこの辺りで、、、
またお会いしましょう!
SeeYouAgain!